夏と風鈴




「・・・。」
「・・・。」

ただ蝉の鳴き声と 子どもの笑い声がこだます



「どこか悪いの?」


沈黙に耐えられず聞く



「・・・。」



「元気あったらバイトにおいでよ」



照り返す太陽の光と 蝉の声と 夏に不向きな虎次郎の白い肌




この沈黙に耐えられない…
アタシは歩き出した



「付き合って欲しんだ」