友のしるし。

ヒョイッと机から飛び降り梓の手をつかんだ。






「ね?もう・・・良いでしょう?」






「ちょ・・・何で」





梓は戸惑った表情を。






美華は、涙を目に溜めた表情を。








「こんなになるんだったら・・・2人で約束を破ってもう別れようって・・・言ってるの。」









「確かに・・・そう・・・だけどさぁ。」









涙が流れるのは、無視して美華は最後に震えた声で・・・満面の笑みで一言。







「さようなら!1番大好きだった親友!さようなら!ありがとう・・・!」