友のしるし。

昼休みになった。






4時間目までは、遥己や恵麻達が居たから平気だった。





「ねぇ・・・そろそろ話した方が良いんじゃない?今、1人だし・・・」





「そうですね。今がたった1度のチャンスかもしれません。美華ちゃん。行けますか?」




「う、うん・・・」





4人が立ち上がった。





膝が机にぶつかりガシャンとなる。





「ねえ。梓ちゃん」




まずは、遥己が話しかけた。




「なあに?」





「美華ちゃんが、お話あるんだってー」





今度は、恵麻が話した。