友のしるし。

昇降口に行くと、同じクラスの何人かの女子が集っていた。




大体、優実と同じ幼稚園や小学校の子がそろっていた。





「お、おはよっ!」




怯えるような声を出してしまった。




「・・・・。」




女子達は、美華を無視してすぐに教室へ戻ってしまった。




だけど。




優実だけは残っていた。