友のしるし。

「え?あー・・・うん!いいよ!」




優実は、跳ね上がって喜んだ。




「わぁーい!やった!じゃあ・・・制服のまま行っちゃうっ?」





「うーん・・・めんどくさいからねぇー・・・このまま行こうか。」





美華の入る隙間なんてなかった。




「美華も行くでしょ?」




梓が問いかける。




「・・・え?えと・・・私は・・・いい・・・」




「あ。そう?」




顔が上がらなかった。




梓と優実は、また2人だけの世界を広げた。