「ようこそ、ご到着お待ちしておりました。」 きれいなメイドさんが駆け寄ってくる。 エントランスに居る人たちは、 ドレス、スーツ、タキシード…… ぴしっと身だしなみが整っており、いかにも貴族。 背景にバラと煌めきが見える…。 ぽーっとその空気に浸っていると、 「では健様はあちらへ。 愛莉亜様はこちらへどうぞ。」 そう言われたのも束の間。 あたしはメイドさん2人に引きずられていった。