「俺とメルの婚約を取り下げてください。」 そう言って頭を下げる健にあわせて頭を下げる。 「それは無理だな。 会社のためなんだ。 それにもう約束してしまったんだよ。」 そんなのって、無いんじゃない…? 会社のために息子の幸せを奪うとかさ…… 「なら………」 健の小さなつぶやきにみんなが視線を向けた。