「何かあったの?」 あたしがそう尋ねると、健の顔が一瞬曇ったけどすぐに真顔になる。 「特にない。」 「それ、嘘でしょ? あたしに隠し事するなんて酷い!」 あたしはバサッと布団をかぶる。 表情でわかるんだから! 別に何を聞いてもあたしは大丈夫なのに…… 「愛莉亜悪い。 大したことじゃないから話すから。」 その言葉にあたしは目まで布団からだした。