「それが健くんの素なんでしょ?」 メルはいかにも楽しそうに聞いてくる。 しまった…… 厄介な奴にバレた… 「別になんでも良いんだけどね〜」 黙りこくっている俺にメルは言う。 ………は? どうでもいい? 「今日、おじ様たちが待ってるみたいよ? あなたたちが来るのを。 本当に反対するなら、健くんの本心でぶつからなくちゃ!」 呆然と話を聞いている俺に、 メルは軽くパンチをしてくる。 「じゃあ、あたしも一緒に待ってるから。 頑張ってね♪」 結局メルは話すだけ話して戻っていった。