知らない人だったら嫌だから、近づかずに通り過ぎようとした。 だけど、あたしの足音に気付いてその人は振り返って一声。 「愛莉亜ちゃん!」 「メ…ルちゃん?」 振り返ったその人は、 金髪と青い瞳が印象的なメルちゃんだった。 「よかった、会えて。」 そう言ってニコッとしている。 なんで、こんなところに いる、の…?