『さっき心の担任が電話で言ってた。』






…アイツか…







どうしてくれんのよ…








私の成績…








零くんに知られちゃったじゃないの!!






『わからないことはなんでも教えるから遠慮なく聞いてな?』







…零くん







『ありがとう。』








それから、毎日はバンドの練習よりは私のための受験勉強をすることが多くなった。