*初恋*


その次の日から私は誘われても断って、学校が終わったらすぐに家に帰った。








零くんに会うために。







そして零くんたちの歌を聞くために。







毎日家に帰ると零くん達は帰って来ていて、私を迎えてくれた。







そんなある時








『ただいま!!』







シーン−…








いつもなら『おかえり。』そう言ってくれるのに…








寝てるのかな?









リビング








敦稀の部屋








私の部屋







…どこにもいなかった。