零くんが弾くギターの音。 時羽くんが弾くベースの音。 敦稀が叩くドラムの音。 3つの音が合わさって 3人の歌声と共に 私の心を支配する。 …すごい 『心?』 敦稀の声に私は我に返った。 パチパチ−… 私は拍手を送った。 『すごい!!言葉じゃ、言い表せないくらいすごかった!!』 私がそう言うと零くんは優しく微笑んで 『また聞かせてあげる。』 って言ってくれた。 .