月と太陽

エセルはうつむいたまま
静かに言った。

「私は大丈夫。
ごめんね
気づいてやれなくて…」

それを聞いたフェリアは
ゆっくりと首を振った。

「足手まといにならないよう
気をつけるわ」


フェリアはそう言って笑った。


そんな二人の様子を見ていた
サスティンは低い声で言った。

「サーラの街に着けば
治療も出来るだろう。
それまでしばらく
我慢してくれ」


コクっと頷き、フェリアは
身をくずした。