それから、エセルたちはいつでも街を出られるように身仕度をした。 レオルも急いで準備した。 レオルが部下一人一人に別れを告げている間にエセルたちは衛兵を城に送らせるためのお願いをしていた。 サウラーは快く許可してくれた。