目を開けると鳥の鳴き声が聞こえてきた。 すっきりした朝の目覚めとはいかないらしく、エセルは重いまぶたをこすりながらベットから体を起こした。 隣のカーテンをしていない窓から朝の日差しを感じて、昨日あのまま寝てしまっていたことに気づく。 最近、そんな風にいつの間にか起きると朝になっているということが多くなってきた。 これもやはり疲労のせいだろう。