客間は一階にある。 エセルが不気味だと思っていた部屋の向かいにあったあの豪華そうな部屋だ。 三人がしばらくソファーに座って待っているとやがて扉が開いた。 ――入ってきたのは優しそうなおじさんだった。 年齢は恐らく五十代だろう。 灰色の髪は長く、後ろで一つにまとめて縛っている。 目はタレていて顔には深いシワがある。