私 沢木 まゆみ
16才 高2に なりたてだ…離れた友達又 一緒のクラスになれた 友達…ま~2年ともなれば ちょっぴり余裕かな?
学科の先生も 入れ替わりが あるみたい。

古典の 先生が 退職なさって 新任の先生が いらっしゃるそうだ。
どんな 先生なんだろう?

ー古典の時間ー
みんな 少し ワクワク気分だ!
特に 親友の ヒロ は…!

「ねぇ まみ(私のニックネーム)男かな?男の先生やったらいいのにな!噂でわ まだ 若い先生らしいよ!」

「へー!そうなんや 知らんかったわどんな 先生やろな」

「まみは 弓道部のあきら先輩が いるから いいじゃん」
「それ どういう意味? あきら先輩は女の人!そんな 趣味ないし…」

「へー!でも あきら先輩って フアンが めっちゃ多いしちょーカッコいいし どう見ても 美男子? だから 女の子のフアンが 多いじゃん!」
「そうやけど…先輩は やっぱ 先輩だよ。」

「あっ!来た来た!ほれ!まみ!カッコよさそうやで!」

ガラガラ

入って来たのは…なかなか 背の高い今風の髪型…

ん…?へっ?!
ニィニィ?!

この ニィニィは、私の許婚…小さい頃から 親同士の約束なのだ。

でも 7才も 離れてたから
私が 小学校の 頃から 高校受験やら何やらで 全く会えなくなってしまった。
高校は 全寮制の学校に行ってしまったし…
でも 1度だけ 道で会った事がある。私の背の高さに しゃがんで 耳元で

「おい!早く いい女になれよ!」って…
やっぱり ニィニィだ!