陽介は私を抱き寄せた


「俺は沙良が好きだった！ずっとずっと前から」


すごい力…


強いけど優しく包み込んでくれている



「長谷川から守りたい！
もう見ていて我慢の限界だったんで、力になりたくてもなれないからモヤモヤしてばかりだった」


そっか…だからあの時変だったのか


しかもその原因は私だったんだ



「俺が彼氏になったら、沙良をどんなものからも守るし沙良をたくさん喜ばせたりするだから…」



ゆっくり体が離れた



「俺と付き合ってくれないか？」