「側に、いなくて、ごめん・・・」 「しょーがないよ。 唯佳は、他のクラスだったじゃん」 「でも、親友がそんなに辛かったなんてしらないで・・・」 「何言ってんの。 唯佳の辛いことにもあたしだって、 気付かなかったでしょ?」 「ゆっ、ゆう・・・なっ」 「もおぉ・・・っ、泣かないでってばぁ、唯佳・・・」 中学生が平日のお昼過ぎに 二人して、泣いてるなんて、 なんだか、すっごく変な感じだったけど 何故か、心が穏やかだった。