「え、待ってくれてもいーじゃんっ!」 そう言いながら相羽の隣りに並んだ。 駐輪場から昇降口まで、相羽と一緒に歩いた。 ハタから見れば保護者と子供。 まるで、授業参観の風景を切り抜いたみたいな… そんな感じ。 「相羽先輩ーっ!おはようございま~すっ」 遠くから可愛い女の子が走って来る。 “きっと相羽の事が好きな後輩なんだろうな” なんて思って、相羽より早く下駄箱に入った。 …そして、 あたしのココロのモヤモヤが出来た、最初の日だった。