信号機を見掛けたのはつい5分前。 車を見たのはつい3分前。それも軽トラ。 学校前の坂道は、いつもあたしをハッピーにさせる。 だって自転車を漕がなくていいんだもん! いつものようにシュー。 っと坂をくだって駐輪場に自転車を停める。 カチャ。 自転車に鍵をつけると、頭1個分、あたしより背の高い人が目の前を通った。 「あいばーっ」 後ろに振り返った相羽は一瞬振り返っただけで、 また先を歩いてしまった。