「いってき」 「亮太早い~っ」 そう言いながら、 髪の毛ボサボサ。 パンをかじったまんま外へ出た。 4km先の学校に着くには約30分。 朝っぱらからの中学生にしては、かなりの肉体労働。 「亮太。」 「ん、なんだよ」 「シューズわすれてってますけどー?」 「やっべぇっ」 そう言ってあたしの手から、陸上シューズを奪い取った。