お風呂に入って、 髪を乾かして、 ベッドに寝た。 ……あたしは夢を見た。 あたしは兎を追いかけて、いつの間にか森の奥深くへ入って行ってしまう夢。 そんなあたしを木や草や花は、あざ笑っていた…。 「んんー・・・」 「友奈っ」 「ん、」 「どうしたの?」 目を開けるとスッピンでも可愛い姉の顔。 時刻は朝方の、5時ちょっと前だった。