「…な、かの…せんぱ、い…」 「いーよ。入って」 「は、はいっ」 相羽は、放ったらかし。 放置でごめんあそばせっ! 「あ、えっと」 ジャージの胸ポケから自分の携番とメアドを書いた紙を取り出して、先輩に渡した。 「あ、ありがと。じゃ、俺今から書くわ」 そう言って、 ルーズリーフにペンを走らせた先輩の横顔は、とても格好よくて。 「………っ」 ちょっとだけ、胸が苦しくなってしまったんだ。