――――夜。 チカチカと黄緑に光るケータイが、あたしにメールの着信を知らせた。 FROM:玲奈 貴と付き合うことになったんだっ!! 友奈も早いとこ彼氏作んなよっ 悲しい現実を突き付けられたような、 ………そんな、気がした。 寂しくて 淋しくて 悲しくて 悔しくて 涙があたしの頬を伝った。 盗られたような、そんな気がしたの。 さも、自分のモノのように思っていた、佐藤くんが。 [ 無くなってしまう ] という恐怖が、あたしを襲った。