彼の名前は “ 佐藤 貴(さとう たか) ” あたしはそれから、佐藤くんのメアドを知ってケー番も知った。 6月になる頃には、電話だってしてた。 そして、あたしは段々佐藤くんに溺れ始めた。 それは、底のない沼みたく、 段々、段々… あたしは光の届かぬところにまで。 すき。 すき。 すき。 ………… 毎日が、この言葉で溢れてた。 幸せ、だった。