ブスの片想い



「…大丈夫か?」

「…うん、ありがと……。」


ズッと鼻を啜った。


「本当に大丈夫か?」


ポン、と頭に広がる温もりは
あたしの心も温めていた。


「あはは、もー大丈夫だってば!
相羽も、そろそろ戻ったら?」


パシッ、と背中を叩いて急かした。


「困ったらさ、いつでも呼べよ!すぐに行ってやるから!」


…どこにでもありそうな

単純なコトバ。



…なのに、

魔法みたく聞こえるのは


どうして?