ブスの片想い



「っ…、唯佳!」


この田舎町で一番大きな河の向こう岸。


見慣れた、親友の姿。


…その顔には、遠くから見ても分かるほどに涙であふれてた。


「あ、ゆいか…っ」

唯佳は走って行ってしまった。

泣いて、涙こぼして、


「唯佳!おねがい!泣かないで!!」


向こう岸の唯佳に
向こう岸のあたしの声が

聞こえますように。



「  泣いていいよ!
   泣いていいけど
   あたしも泣いていい?!!
   泣きやんだら
   今度は笑おう!!!   」