ブスの片想い



「ねーちゃん…」


普段あたしの事を「姉」って呼ばないくせに。


どうしたの?

こんな時だけ弟面で。


「うるさいな。
そう思ったから言ったまでだよ。
早く学校行けば」


そういった後、


――パシンッ


右頬に鋭い痛みと、
耳をつく耳障りな音が響いた。


「友奈っ!」


「…おねー…ちゃん?」

「唯佳ちゃんに謝って!」

「なん…っ」

「サイテー。友奈
そんな友奈、俺の姉じゃねーし」

「好きでなったわけじゃない!

もう、大っ嫌い

友奈って呼ぶな!」