「わ・・・私が、知ってるのは・・・」 視線が自然と下に落ちる。 それは、サキも同じで。 「柊 くるみ(ひいらぎ くるみ) っていう、名前だけ・・・」 初めて知った人の名前。 あたしは、心の底から。 ドロドロとした、黒い何かが 沸いてくるのが分った。 「サキ、どーしてその人のこと・・・」 「学校が・・・同じで、 学年も、クラスも一緒なの」 都市に、住んでるサキ。 県南の田舎に住む、唯佳。 セッテン、は 何?