「あら、


ローズだってここでは妖よ?


貴女は死神、


`DEATHMASTER´」


リーズはサラリと言ったが、その響きは重苦しいものを感じさせた。



「ローズ、

人を切った後、『人間ではない』と言われたことがあるだろ?」


確かに、




ローズには思い当たる節があった。




「――……ある」



「それは、貴女が鎌を持っているように見えるからなの」


「それと、禍禍しい紅い瞳。その目を見れば、誰もが即死する。






ローズは、最恐の妖なんだ…」