女王陛下は女神様

「本当は、すごく愛しかったのに。どうして敵だったの?どうして私は軍神で、彼は隣国の王子で吸血鬼なの?」


リーズとジェームズは、不謹慎ながら、






にやけてしまった。


「その後はどうなりましたか?」


「スザンナ女王が倒れてる。お父様も、皆泣いてるの。手紙もある」


「その手紙の内容は分かりますか?」


「分かる。


『貴女に事実を伝えます。貴女は人間ではなく、この国の争いを治めるために呼ばれた女神。ローズ様、貴女の代でこの争いを食い止めて下さい。リーズ様や隣国のジェームズ様が助けてくれるわ』」


部屋の中は誰一人として音をたてる者はいなかった。