女王陛下は女神様

「すぐに行く。ジェームズ、お前はそこで待っていろ。」


そう言い残して、リーズと王は出て行った。


ローズに何があったんだ…。まさか、まだ毒が抜けきっていなかったのか…?



ジェームズは心配になって、

気づいた時には、





ローズの部屋の前にいた。




「彼女は、今一度に忘れていた記憶が戻って来た様です。
おそらく、
先ほどの騒ぎの拍子に蘇ったのでしょう。少なくとも、彼女は催眠治療が必要です。」


「リーズ様、ローズ様から何か伺っておりませんか?」


「ローズはいつも、
“何も憶えていないの”
っと言っておりましたわ。」


「やはり。では、今から彼女に催眠をかけます。」


「リーズ様、ジェームズを呼んでいただけますか?」


「はい、ただいま…」

リーズが言い終わる前に、ジェームズが遮った。


「その必要はございません。」


「では、始めます。」