女王陛下は女神様

「何をおっしゃっていますの？貴方は面白い方ですわ。ジェームズと言いましたわね」


「ハイ」


「私の剣裁きは、この国で1番。彼女の頭脳もこの国で1番。私達にしか出来ないことなのです。





争いを起こさせない為に」


「貴女に剣は似合わない。どうか必要以上にその手を汚さないで下さい」


「そう悲しそうなお顔をしないで。せっかくの美男子が台無しですわ。




今日見たことと私のことは、お忘れ下さい」


2人はそれだけ言って立ち去った。