リーズは貴族のウィリアムから、ワルツの誘いを受けて、行ってしまった。


ローズが1人になると、貴族1と言われる、ジャックが来た。


「ローズ女王陛下、お会い出来て光栄です」

「こちらこそ光栄ですわ。ジャック様。貴殿のことは、噂に聞いておりますわ。貴族の中でも、紳士的だと」


「とんでもございません、女王陛下。陛下は本当に美しく華麗で…。


しかも…、


お若い。貴女のお歳で女王は大変ではございませんか?本当は、まだお遊びしたいお歳だと存じますが」


「そんなことございませんわ。こう見えましても私、自分のやりたいことは、しっかりやってますの」


ローズは微笑んだ。