4日後突然、ブーブーブー・・・授業中にバイブが響いた。

ダイスケかな?ダイスケはジュンヤさんの弟で同い年、今日遊ぶ予定だった。

“ケンちゃん!!アイカにも番号教えて栗☆”

アイカからだった。正直びっくりした。でもまぁ同じ理由かな?と思い普通に返信した。

ここから二人がはじまるとは思ってもいなかった…

授業が終りダイスケの家に向かった。

ダイスケはアパレル販売をしている。高2から付き合っている彼女がいる。体型は小柄で兄のジュンヤさんとは違い細身の男だ。

家につくとジュンヤさんもいた。この兄弟はホント仲良しだな。

とりあえずの日課に3人で筋トレをした。夏に向けてスマートマッチョを目指していたのだ。

ジュンヤさんは切り出した。

「オレタカコの事けっこう好きかもしれない☆」

「まじッ?へぇでもいいんじゃない☆」オレはこう言うしかなかった。

「兄貴も変なの好きになったなぁ」

たわいもない会話であったがオレもアイカに連絡を取りやすくなったのは事実である。

会話も終り、ゲームをした。オレ達はけっこうゲーマーであり新作のゲームが出ると女とは遊ばずにのめり込んでいた。
けしてアキバではないことを了承して頂きたい。

オレがゲームに飽きた頃、ピピピ・・・電話がなった。