叶恋~カナコイ~







橘くんは私の体を少しだけ離すと、ゆっくりと顔を近付けた…。











「夏美の…その唇が…欲しい…」






「橘くん……私も…」
















真夏の蝉が、恋の始まりを歌うように鳴き始める中、私たちは







熱いキスをした。