月の雫 -君と歩む彼方への道-

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朝、いつもの時間に目覚めると、オレは用意をして部屋を出た。


例によってシルヴァイラはもういない。

また個別研修だろう。


(やたら早起きなヤツだ)


まあ、基本の研修だけでも済めば、ずいぶん話も通じるようになるだろう。

やつの知らない基本的な魔道も指導してもらえるだろうし。



なんて、楽観的な思いにしがみつきつつ、研修の部屋に向かっていると。


廊下の向こう側から、レイジュラがゆったりと歩いてくるのが見えた。