目の前のザックは 私を見るなりニコッと笑って 「海流」 と言う 「ザックっ!!!」 ガバッとザックに抱きつく ザックは私の体を包みこむ ザックだぁ ザックだよ… でも何でなの… 抱きしめあって数分たった 「ねぇ、ザック?」 「うん?」 「どうして…」 「…とりあえず部屋入っていい?」 ……そういえば ここは部屋の外だった… 「あっ!!ごめん、どうぞ」 部屋に入ってザックを見ると あたりを見渡している 「初めて入った…」 あっそうか 何気家に入ったことなかったんだ