ザックが出てっから少したち
A倉庫にむかった
扉をあけると
ザックがロッカーにもたれかけるように立って腕をくんでいる
あたしが入ってきたことに気付くと
「海流、おいで」
と言って微笑んだ
近寄ると
後ろから抱き締められた
「海流、ごめんな…」
「なにが~?」
「早急のこと…
辛かったろ…
ハンナの「大丈夫!!気にしてないから!!」
ハンナの名前すら呼んで欲しくない
「でも…泣きそうになってただろ…」
「…平気だよ!!「海流!!」
「俺の前では強がらなくていいんだよ」
その言葉を聞いた瞬間
涙がながれた
「俺の昔の行いが悪かったから、バチが当たったのかも…
海流にまでとばっちりうけちゃったかもよ」
あたし達は笑い
あたしは体をザックの腕の中で回転させ向き合った
あたしから、キスをした
驚いてたザックも
少し時間が経てば
キスに答えてくれる
軽いキスからだんだん深いキスにかわり
あたしはザックの首に腕をまわし
ザックは服の中に手を入れ背中を撫でる
その時
ガチャ
