逃げるようにソファーに行くと


ザックも着いてきた




「おい、こら海流!!

どういうことだ!!」





「だって…名前にぴったりじゃん

キャー!」



「くそ海流!!
こうしてやる!!」




「アハハハハ!!
止めて!!アハハハハハハハ!!」



あたしに乗り掛かってくすぐってくる




あたしくすぐられるの、ダメなんだよ~



「アハハハハ!ごめん、ごめんさない!!いや~!!アハハハハハハハ!!」



「嫌だね」




「もう、ほんとに…アハハハ!」



ザックがくすぐるのを止めて


「海流ってくすぐられるの、弱いんだな」



「悪い?」




2人で目を合わせ
笑いあう




少したって
自然と見つめあい



どちらからともなく


唇を合わせた