眠れない、キミの夜

いくら一緒に住んでるからって プライバシーに勝手に触れていいものじゃない



「やっぱり もぅ寝ますね」



自分の部屋に戻ろうと重たい足を立たせる



ガッ



「急に どうしたの?」



ビクッ



リンさんは座ったまま立ち上がった私の腕を掴み 少し冷たい目を向ける



「寝るんです 放して下さい」



「そんな目に涙を溜めたまま寝かせると思う?」