「ごめんなさい 遅くなりました」



ちょっと恥ずかしくなって 俯く



「ははっ いいよ 別に 急だったからね それに初めての他人のベッドって使いにくいしね?」



って 軽くフォローしてくれてる



そう言えば…



「あの 学校って…」


どうしたらいいの?



時間はとっくに過ぎてるし ここから前に通ってた高校は 1時間以上かかる



「あぁ 高校ね…転校させたよ さっき手続きして来た」



ほらね? って感じで新しく行く高校のパンフレットをピラッと見せた



「わざわざすみません…」



ホント 何から何までやってもらって申し訳なさ一杯だ