眠れない、キミの夜

その後 リンさんが作った オムライスとスープの美味しさに驚きながら食べた







そして リンさんは自分の部屋から携帯がなっている事に気付き 私に早くお風呂に入って寝る様に なんて即して 部屋に行った



いつの間にか バスタブにはお湯がはっていて 長い間お風呂を占領してしまったと思ったのに リンさんはまだ部屋に行ったきりだった



「どうせ 眠れないのにな…」



改めて お世話になる部屋の中をぐるっと 見渡しスッと小さく息を吐く



目に付いた 大きな窓から見える夜が 恐さを増した