「えっと…ココがユラちゃんの部屋で あの突き当たりがトイレとバスルーム、で 俺の部屋はあっち だからあんまり近付かないでね 仕事の物とか散らかってるから ホント大変なんだ」



少し困った顔をして 肩をガクッと落とす



そして 一通り 部屋の説明を聞く



「分かりました…」



あぁ もうちょっと愛想のいい受け答えが出来ないのか



なんて 考えてしまいながらも



行動に移す事が出来ず 嫌気が差す


「ユラちゃん おとなしいね」



ズキッ



分かってる…



小さく 小さく心に響く