…寝起きの私は携帯を手に
取って時間を見ると
夜中の2時30分だった。
周りを見ると
沙羅と直也は爆睡していて
その中で1人で
タバコをきょーへい君は
吸っていた。

「ごめん!起こした?」
きょーへい君が言った。

「全然大丈夫!タバコ吸うの?」
「まあな!吸うか?まあやめとけ!」
ニヤニヤして言われて、つい
「一本ちょうだい!!」
びっくりしていたけど
seven starの箱から
一本取り出して
「無理だったらやめろよ」
またドキっとして
タバコを口に加えた。

…吸った自分が馬鹿だった。
きょーへい君がトイレに行ってる時に
「気分悪いから散歩してくる!」紙に書いて机に置いてきた。
玄関を出ると、きょーへい君が
走ってきた。

「どしたの?」
するときょーへい君は
「夜中に女1人あるかせれねえよ!」
(やばい…)
ドキドキがおさまらなかった。
近くの公園に着いた。
2人でブランコに乗り
いろんな話をしていた。
その時思ったのが
(きょーへい君好き)
こんな短時間で
好きになったのは
初めてだった。