夏休み中
詩織はクラブもしながら
お祭り、花火など
色々なイベントを
楽しみながら
過ごしていました。


夏休み最後の
大きな祭りに
詩織は友達と
行きました。


「わぁーーー
すっごーい人がいっぱい!!」

その時
詩織から笑顔が消えた


「なぜ?」
その一言しか
出てこなかった。



いつでも相談していた
友達が優人が
一緒に居る
笑って楽しそうに
手をつないで歩いている

そんな優人を見て
詩織は涙が出てきた。
ポロり・・
また一つポロりと
次々に出てくる
止まらない涙

このまま意識が
なくなりそうなぐらい
詩織は泣いた


裏切られたからとか
そんなんじゃない

なぜ私に何も言ってくれなかったのか
ただそれだけだった。