家の前まで送ってもらい、私はお礼を言って車を降りた


「美紀ちゃん、また飲みに行こうね」


「もちろん!」


私は手を振って家に帰った


時間は夜中ちょっと過ぎ


玄関の鍵を開けて中に入る


きっと二人共寝てるね…


起こさないように静かにリビングへ行き、化粧を落とす


さっさと着替えて美那の布団に潜り込もうとした


いない…


美那がいない…