学園(序)

進もうと決断した日。

胸の中ではっきりとした気持ちと恐怖が入り混じっていた。

恐怖、それは中途半端なところで諦める自分が現れた時だ。

俺は弱い人間だから、困難に立ち止まるかもしれない。

でも、立ち止まるだけでは、今までと一緒なんだ。

大きな後悔だって思う。

だから、絶対的に不可能でない限りは諦められない。

この胸の中にある気持ちを打ち明ける日までは、這ってでも希望を掴みたい。

虚ろな世界でそう思いながら、夜を越える俺であった。




-完-